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●オフィス内での水平配線を設計する上で、選択肢をいくつかあげることができます。無線LAN、ファイバ・ツー・ザ・デスク、そして非シールドより対ケーブル(UTP)。

●無線LANに関しては、配線工事が困難なオフィスで使用される場合が多く、ローコスト、ハイパフォーマンスの実現に向けての製品開発も進んでいます。障害物やノイズの影響を受けないで、どれだけ高速度伝送が可能かが問題となってくるでしょう。将来的には主流になると考えられます。

●ファイバ・ツー・ザ・デスク、光ファイバーを用いた配線方式は、以前なら、高コスト、耐久性の不安が問題視されていましたが、高速度伝送、長距離伝送特性、電気的に不活性であるといった利点が次第にクローズアップされてきています。さらに、光ケーブルの終端処理も容易になり、低コストでのネットワーク構築は遠い将来でないことは確かであります。

●最後に、非シールドより対ケーブル(UTP)について簡単に説明させていただきます。イーサーネットケーブルには規格名が付いていて、規格名は、伝送速度(Mbps)、変調方式、線の種類の順に構成されています。たとえば10BASE−Tであれば伝送速度は10Mbps、ベースバンド伝送方式、ペアケーブルを使用しています。現在は100BASE−Tが主流であり、これを満たすペアケーブルの規格がカテゴリー5と呼ばれています。そして1000BASE−Tにはカテゴリー5eのケーブルが使用されます。現在、水平配線工事においては、通常カテゴリー5もしくはカテゴリー5eのUTPケーブルが広く一般的に用いられています。UTPケーブルは比較的安価であり、施工も簡単で、オフィスのレイアウト変更にも柔軟に対応できることから、これまでも、これからも使われ続けられる事は間違いありません。それに加えて、データーだけではなく音声も伝達できるため、LANだけでなく電話の配線として利用できるメリットがあります。
 
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