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LAN配線について決められた規格の中に、ANSI/TIA/EIA-568AとISO11801およびJISX5150などがありますが、それらの規格について簡単に説明してみたいと思います。
 ANSI/TIA/EIA-568Aは、米国の業界規格が国内規格として認められたものです。TIA(Telecommunication Industries Association米国通信機器工業会)とEIA(Electronic Industries Association 米国電子工業会)で制定された規格をANSI(American National Standards Institute 米国規格協会)で承認して国内規格にした規格ということになります。

 ISO 11801は、ISO(International Standard Organization国際標準化機構)が1996年に制定した規格書という意味です。JIS X 5150は、ISO11801を完全翻訳して1997年に日本規格協会が発行しているJIS規格です。 しかし、ANSIとJISは規格ではあっても強制力は有りませんので、規格として採用するかどうかは当事者が決めることになります。

 ANSI/TIA/EIA-568は、このようなLAN用配線材料について制定された世界でも最初の規格書であり、カテゴリ3〜5と言った使用するケーブルの分類も最初に行なわれたものです。

ISO 11801は、ANSI/TIA/EIA-568Aなどの規格書を元にして、各国の実状を踏まえながら、国際規格として制定されたものでJIS X 5150は、 ISO 11801を完全に翻訳した版の日本国内規格ということになります。

 現在日本国内では、ANSI/TIA/EIA-568Aと JIS X 5150の2つが主として採用されており、どちらの規格を主とするかは、工事を依頼する客先の思惑によっております。 学校や市役所または県庁など、公的な機関でLANの配線を行う場合はJIS X5150を元にする場合が多いようです。
 
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